ポーPauは、ピレネー山脈を望む台地に建てられた町で、南フランス有数の観光地だそうです。
着いてみると、立派な建物があり、なかなかにぎわっていました。
ピレネーが見えるのは、ポー駅から坂を上がったところにあるピレネー大通りです。
ピレネー大通り沿いの歩道には各国の旗が立てられて、国際的な雰囲気がでています。
駅からの上り坂はけっこう急なので、ケーブルカーがあります。
但し、この日は故障していたため動いていませんでした。
ピレネー大通りから眺めたピレネー山脈(方向)です。
残念なことに、この日はあいにくの曇り空のため、稜線がかすかに見える程度でした。
近くにある、サン・マルタン教会です。
パリのノートルダム大聖堂の影響を受けて、19世紀中頃に建設されたものだそうです。
サンマルタン教会の内部です。
内装がしっかりとした茶系で作られているのは、さすがに都市にある教会です。
装飾がほどこされたアーチがとてもきれいです。
ステンドグラスもあって、大きく美しいバラ窓がありました。
シャトーです。
ブルボン朝初代の国王であるアンリ4世はこの城で生まれました。
アンリ4世というと、「ナントの勅令」を出して、フランスでのカトリックとプロテスタントとの40年間もの戦いを終結させた人ですが、もともとはこのあたりの出身だったのです。たいへんな紆余曲折と幸運があってフランス国王になりました。
パリにあるポンヌフやパレ・ロワイヤル、ルーブル宮殿を造らせたりもしています。
午後1時を過ぎたので、ランチをすることにしました。この日は日曜日であまり店が開いていないので、このサロン・ド・テでサンドイッチを食べることにしました。
わざわざ写真を出すような食事ではないのですが、左は(中身が見えませんが)チキンと卵のサンドイッチです。
日本語だと「親子サンド」ということになるでしょうか。ちょっと珍しい組み合わせですが、卵が大好きな家内のチョイスです。
こっちは一般的なハムと卵のサンドイッチです。(トマトも入ってます)
上のパンと種類が違って少し柔らかいのですが、それでも全部は食べられませんでした。これ1本を2人で分けてちょうどぐらいです。
この店はパティスリーという看板も上げているだけあって、ケーキもおいしそうでした。
ちょっと食べたかったけど、旅行中はどうしても食べすぎになってしまいますので、ここはガマンです。
でもおいしそうでした。
(2011年6月)