フランスの美しい村に登録されているフルセスFourcèsに立ち寄りました。
ここは、この地方で中世に建てられた要塞都市バスティッド(bastide)の典型と言われています。
現在、村に要塞はありませんが、真ん中の緑の部分に土を盛った上に要塞が建っていたということです。
村の入口を流れるオーズ川沿いに建っているシャトー。
15世紀に建築されたもので、現在はホテル・レストランになっているようですが、中には入れませんでした。
村の西側の門は時計台になっています。
広場を囲む家々。木組みの家もあります。
小さなプラタナスの森のようになった広場。
この場所に、昔は要塞が建てられていたということです。
丸い広場の周囲に道がぐるっと曲がってついています。
村の入口にある案内図です。
川が村の外側で濠の代わりとなって、この要塞村を守っていたのでしょう。
もう今はのんびりした静かな田舎の村ですが、百年戦争の際にはイングランドとフランスの間で奪い合いになったそうです。
(2011年6月)