2012年7月10日火曜日

カルカッソンヌのレストラン ADELAÏDE

 夜は、城塞内にあるADELAÏDE というレストランに食べに行きました。
城塞内のワイン専門店の人に教えてもらった店なので、ちょっと期待できそうです。

頼んだのは、前菜にオニオンスープとサラダ、メインにフォアグラ入りのサラダとがラングドック地方の郷土料理であるカスレーです。

 飲物は、まずシャンペンをいただきました。
オニオンスープは、オニオングラタンスープではなくて、オニオンの澄ましスープでした。チーズとパンが付いてきたので、まとめてオーブンで焼けばオニオングラタンスープになりましたね。
サラダは、これも普通のサラダです。でも、アーモンドフレークとバルサミのドレッシングがおいしかった。

メインのフォアグラ入りサラダ。
フォアグラは、パテになって右側で野菜の下敷きになっています。左側には鴨肉が並んでいます。フォアグラ好きの家内ですが、あまり印象に残っていないとのことでした。









 カスレーCASSOULETとはラングドック地方の郷土料理で、白いんげん豆とベーコンやタマネギ、豚肉、ソーセージなどを煮込んだものです。
「名物に旨いものなし」とよく言いますが、ちょっと煮込み過ぎたのか、塩味がきつくてあまり食べられませんでした。冬の寒い日に濃い目の赤ワインを飲みながら食べるとよいかも知れません。

このレストランで一番印象に残っていることは、ウエイター・ウエイトレスの誰もが皆な走っていたことです。料理が出てくるのがすごく早いので驚いたのですが、きっとキッチンが大きいのでしょうね。どんどん料理ができるので、走ってサービスしないと間に合わないのでしょう。
通路のそばのテーブルだったので、おかげで足音がうるさくて(振動もかなりあって)落ち着いて食事ができませんでした。でも、すごくはやっているレストランです。
(2011年6月)