ピレネー山麓にある小さな村、アイノアAinhoaへ行きました。
雨降りの火曜日です。
本当は、ピレネー山への登山電車に乗る予定だったけど、この雨では上っても何も見えないだろうと、山裾の小さな村巡りをすることにしたのでした。
村のメインストリートです。
雨の平日、それも昼休み時間ですから、本当にガラーンとしています。
建物はきれいに揃って立っていて、バスクによくある大きな石を壁に嵌め込んだ家が多いです。
村の建物のすぐ向こうには、ピレネーが姿を見せています。村を出れば、そこはもう丘と山、それに牧場しかないという田舎の村です。
数少ない村のお店です。
バスク地方柄のTシャツなどを売っています。
フランスでよく見るエスパドリーユですが、ここで売っているのはバスク地方限定版ということでしょうか。
向かいにあったバスク特産のハムを売っているお店は、お昼休みが長くってまだ閉まっていました。
村の教会です。
小さな村に似合った小さな教会です。
中にこういう案内板があって、よく分からないままに1ユーロを投じると、突如音楽が鳴り出し、教会の中のライトが点灯しはじめるではありませんか。
「音と光のショー」というほどのものでもありませんが、こんな田舎の教会にこういう楽しい仕掛けがあって良いものなのかって、驚きました。
アイノアへ行くことがあれば、必ず試して見て下さい。
(2011年6月)