フランス大西洋岸にある高級リゾート ビアリッツに行きました。
街はずれにビーチがあり、きれいな砂浜が続いています。
海水浴には少し早い時季なのと、雨上がりで曇りという天気のため、ビーチには殆ど人影がありませんでした。
街中の海岸沿いのメインストリートです。
さすがに街並みがきれいです。このあたりにある高級アパートも、夏は予約でいっぱいになるのでしょう。
今は豪華ホテル・レストランになっているオテル・デュ・パレHôtel du Palais。
かつては、ナポレオン三世の妻 ウージェニー皇后の別荘だったそうです。
ウージェニー皇后はグラナダ生まれだったので、このスペインに近い場所に別荘を建てたのでしょうか。
この日は「予約で一杯」(パーティーらしい)とのことで、内部を見ることはできませんでした。
門のそばにある天使2人が入ったアート。高級感があります。
門のところにメニューがありました。ここも高級感があります。
メインのところを見ると、魚はスモークサーモン 67ユーロ、ボラ 41ユーロ、ヒラメ 55ユーロ。肉は鳩の胸肉43ユーロ、鴨75ユーロ、ラム41ユーロとけっこうなお値段です。
ここにメニューを張っておくだけで、かなりの数のヒヤカシ客を撃退することができるでしょう。
高級リゾートになくてはならないカジノです。
目の前が大西洋という最高のロケーションに建っています。
ここに来たら、この大海原のように気持ちを大きく持ってもらいたいというカジノのねらいがよく分かります。
カジノのそばにある、これも海を見ることができるテラスにあるベンチです。
カジノに行かない人や、カジノに行ってお金が亡くなった人は、ここで海を眺めると良いですね。
ビアリッツにある高級チョコレート店 C Henrietです。
この箱には500g入って38ユーロという値札がついています。
えっ? そんなに高くないですか?
海が近いしスペインが近いということで、夜は地元のタパスバーへ行きました。
人気店らしく、開店直後から満席状態です。
最初はエビとゆで卵のピンチョス。ちょっとキャビア(魚卵)ものっています。
これはサーディンの酢漬けです。
おいしくておかわりしました。
ムール貝にホタルイカのガーリック焼きです。ホタルイカもおかわりしてしまいました。
各種シーフードにおいしく冷やした白ワインとフランスパンが加わって、もう大満足でした。
勘定を払うと、地元のリキュール酒を「飲め!」って飲ませてくれました。
これで57ユーロ。オテル・デュ・パレでのスモークサーモン一皿分にもなりませんでした。
(2011年6月)