リュー・ヴォルヴェストル(Rieux-Volvestre)はトゥールーズの南西約40kmのところにある町で、レンガ造りの建物が多い町並みが特徴です。
町に入ったとたんにレアールがありましたが、まずその柱がレンガ造りでした。
続いて、この町で最も有名なサント・マリー大聖堂の塔が見えました。
町のそばを流れるアリゼ川にかかる橋もレンガで造られています。
どうしてこんなにレンガを使ったのでしょうか。普通だったら石造なのですが。
ふと見ると、不気味な名の小道があったので、こわごわ歩いて行きました。
小道沿いの片側の壁のレンガは乱杭歯状態です。こんなに荒れてしまったのでしょうか。
よく見ると、はがれたレンガの下に、更にレンガの壁があったような・・・
で、道の奥ですが、「期待」していたようなものは何も無くて、もう何年も使っていないし掃除もしていないようなトイレがありました。
町の家の壁です。
面白い木組みになっていますが、間を埋めているのはやっぱりレンガです。
この町の最大のイベントは、45mの高い棒の先の木造鳥を弓矢で打ち落とすのを競うパポガイ祭りというもので、毎年5月第一日曜日に行なわれ、勝者にはその年の町の王様という名誉が与えられるのです。
町の観光局で、その模型や資料、ビデオを見ることができます。
川向こうから見たサント・マリー大聖堂です。14-17世紀に建造し、要塞化されただけあって堂々とした姿を見せています。
本来は内部見学ができるのですが、この日は結婚式ということで見ることができませんでした。
これが新婚カップルが乗る車です。
新婦を見ましたが、「こんな小さな車で大丈夫?」と心配になるほど恰幅の良い女性でした。
(2011年6月)