2012年8月12日日曜日

マルゲのホテルHôtel Mounéa とレストラン L'Estérel

ラスコーの洞窟近くということで、ペリゴール地方のマルゲMarquayという村に泊まりました。
Hôtel Mounéaという2つ星のホテルです。
Lebourg Marquay 24620 France

Marquayがどうしてマルケでなくてマルゲとにごるのかよく分かりませんが、村というより集落と呼ぶのが正しいような小さな村です。

 大人2人子ども2人が泊まれるファミリールームしか予約できなかったのですが、料金は田舎の2つ星ということで1泊朝食付で90ユーロしませんでした。

豪華さはまったくありません。テレビも壁掛け式ですから、長く見てると首が痛くなります。
こういう場合は、ベッドに寝転んで、少し枕を高めにして見ると楽です。

子供用のバンクベッドが見えています。
 バスルームはちゃんとトイレとは別に独立していて、バスタブとハンドシャワーがあるので、設備的には問題ありません。
下の階だったので、テラスもついています。
 朝食は天気がよければ庭で食べることもできます。
屋外プールも大きめのものがあるので、ファミリーで滞在するのに良いホテルです。
 朝食のパンは、ちょっと甘め系のものが多かったけど、種類はいろいろとあります。
ヨーグルトもハムやチーズも冷蔵庫の中に入っていてフレッシュです。











 田舎だし、ホテルでは夕食は出さないし、どこに行こうかとフロントで聞いたら、この村においしいレストランがあるということなので行きました。

 ホテルから30mのところにある、
L'Estérelというレストランです。











ワインはベルジュラックBergeracの赤のハーフボトルをいただきました。Château Poulvereの、ちょっとフルーティな若飲みワインでした。
写っている手はウエイトレスさんのものです。よく見ると、若い人らしくて、しっかりとしたきれいな指です。ラベルの写真を撮ろうとしたところ、ちゃんと撮れるように向きを変えてくれました。
田舎の人は親切です。

 ムニュの最初はガスパチョです。

 次がカモのスモークとメロンの前菜。
ペリゴール地方ではメロンの相手はハムではなくカモなのです。(真偽不明)
 メインもカモの胸肉のステーキ。
カモづくしムニュと書いてあったかどうか分かりませんが、カモが続きました。
でも、特産だけあっておいしかった。
お口直しのソーべです。
 デザートはフローズンスフレでした。
これで23ユーロです。
すごく得した気分です。
家内がアラカルトで頼んだプロヴァンスサラダ。
オリーブが入っているのがそうなのでしょうか。
それにフォアグラのテリーヌと前菜を2つ頼みました。

ペリゴールはカモ料理が安くておいしいところです。特にフォアグラ好きの人にとっては天国のようでしょう。
でも、テリーヌって肉に脂をたっぷり混ぜてあるのですってね。左の写真の黄色い部分はすべて脂、獣脂です。「ジューシーでおいしい」なんて食べすぎると健康を損ねることになるので注意しなければいけません。
(2011年6月)