プラタナスの並木が続く田舎道を通って、西南へ進みます。
30kmほど走ったところで、右手の山の中腹に村が見えます。
このあたりは、フランスとスペインが領地の奪い合いを繰り返したところです。きっとこの村は見張りをしていたか、 要塞として守護役をしていたのでしょう。
村の入口の看板です。
どこにでも落書きをする人がいるものですが、
”Z”EUS って、なかなか良い出来じゃあないでしょうか。
下にあるのは、「フランスの美しい村」のサインです。
なだらかな丘の上に建っている村です。それほど強固な要塞があったようには見えませんでした。
村の中です。
家々の壁は大きめの石を壁に塗りこんだのか、石を積んでいく間に漆喰を流し込んで造ったのでしょうか。分厚くどっしりとした壁です。
階段の下や踊り場には玉砂利を嵌め込んだ古い道が残っています。
アーチをくぐって道を上がって行きます。
「教会はこちら」と石の壁に、これも石のサインが出ています。
その右のサインは、お店(アートギャラリー)のものでした。
遠くからも見えていた、村の一番高いところに建つ教会の塔です。
教会は18世紀に建てられたものだそうです。
村の一番高いところから眺めた景色です。
遠くにぶどう畑が見えます。そのずーっと向こうに見えるのがピレネー山脈の端なのでしょう。
土が目立つ景色は、どちらかというとスペイン風です。
今回借りたレンタカーです。
またメルセデスですが、今度はB180ディーゼルなので、ちょっとグレードが上がりました。
Aよりはトランクも大きいので、スーツケースを積んでも余裕があります。
(2011年5月)